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ベトナム語でテト(Tết)とは、旧正月のことを言います。旧正月とは旧暦における正月のことであり、中国を始め、ベトナムや韓国、シンガポールでは、毎年盛大にお祝いをする風習があります。これらの国では日本と違い、新暦の正月(元旦)よりも旧暦の正月の方が重視されます。
テトはベトナム人にとって、1年の中で最も大切な時期と言えます。今年のテトは2月10日~2月16日で、年によって微妙日にちが変わります。ベトナムではこの期間、ホテルや一部の交通機関を除き、ほぼ全てのお店やサービスが休みになります。普段はバイクが行き交う通りもテト期間は静まり返り、様変わりしてしまいます。普段当たり前に使えているサービスも、この期間は動かないことが多いので注意が必要です。
今回の記事では、
・テト期間、ベトナム人はどう過ごすのか
・コロナ禍で帰国できない日本人の、テト期間おすすめの過ごし方
について書いていきたいと思います。
・テト期間、ベトナム人はどう過ごすのか
◆テトの為の花を売るお店
テト期間に、ほとんどのベトナム人は生まれ育った実家に帰ります。日本が門松やしめ飾りでは正月を祝いますが、ベトナムでは綺麗な花や提灯で家の飾り付けを行います。
テト間近の今(1月下旬)、街のあちらこちらで臨時の花のお店がオープンしています。
お店を覗くと多種多様な花があり、中には一鉢7,000万VND(32万円)の花も売っていたりします。これ以上に高い価格の花もあり、正直金額に関しては青天井です。ベトナム人にとって1年に1度だけの大切な期間ですので、高くても買っていく人はたくさんいるのでしょう。
◆7,000万VND(32万円)の花
実家に帰ったベトナム人は、家族や親戚と共におせち料理を食べ、お茶やお菓子を囲みおしゃべりをしながら過ごします。この辺りは私たち日本人の過ごし方と同じです。
テトでもっとも重要な期間は元旦までの3日間(今年は2月10日~12日)で、それ以降はお店や交通機関も少しずつ営業し始めます。以前まではテト期間は丸々実家に帰るのが普通でしたが、最近では後半に旅行へ行く人も多いようです。
・コロナ禍で帰国できない日本人の、テト期間おすすめの過ごし方
基本的にテト期間の過ごし方は、
・家で過ごすか
・どこかに旅行するか
・友人や恋人の家に招かれるか
この3択に限られます。
もし家で過ごすのであれば、食料品や水を買い込んでおきましょう。テト後半になれば営業を始めるお店も増えてくると思いますが、再開時期はまちまちです。最悪の場合、テト期間はお店が開かないと考えておくべきですね。
どこかに旅行する場合であっても、どうやって空港まで移動するか、移動先から目的地までたどり着けるのか、までもしっかり確認しておきましょう。タクシーやバスも大幅に減るため、足がなく飛行機の時間を逃してしまった、旅先で移動できずにどうしようもなくなってしまった、という最悪の事態にもなりかねません。前もっての準備は必須です。
旅行先でも、移動ができないことやお店がやっていないことを想定して、ホテルでのんびり過ごせるような計画にした方がいいですね。おすすめは海の見えるホテルや、大自然を感じられるホテルで過ごすことです。あまり移動せずに、ホテルだけでも十分楽しめる場所に宿泊することをおすすめします。
家に招かれた場合はご家族や親族と楽しく食事を行い、ベトナムのテトを感じてみてくださいね。
以上、今回はテト期間の街の様子や、コロナ渦でのおすすめの過ごし方について紹介してきました。ベトナムでは数少ない長期休みなので、テト期間を有意義に使いたいものですね。
Sakuraホテルは、テト期間はKimmaにある3号店のみ営業しております。ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
サクラホテルは利便性に優れており、ビジネスシーンのご宿泊はもちろんハノイ観光のお客さまにもおすすめです。
日本と同じ品質のビジネスホテルのサービスをベトナムで感じて頂きたい、そんな思いを旨に、細やかなサービスを心がけております。荷物の預かり、クリーニング、空港送迎等はもちろんのこと、24時間の洗濯機設置、靴磨きや資料のコピーまで日本式のビジネスホテルサービスを心がけております。
どのホテルにも大浴場を設置。入浴後にはマッサージチェアーでマンガを読みながらおくつろぎ頂きたいと思います。日本の軽食を揃えた売店や日本のテレビも各部屋でお楽しみ頂けます。
納豆定食、フォー定食等、15種類の朝食を常時ご準備しております。