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ハノイの台風11号「ヤギ」の影響は?現在の復旧状況を解説

2024年9月7日に、猛烈な勢力に発達した大型台風11号「ヤギ」がベトナム北部を直撃し、ハノイを含む各都市に大きな被害を与えました。過去数十年、ハノイへこうした大型台風が直撃した事例はなく、店舗が営業を停止する、物流が止まり供給に影響が出る、停電が発生して工場が運営できなくなるなど、多方面に影響が出ています。

 

本日は9月27日で台風直撃から20日ほど経ちましたが、まだハイフォンやハロンなどでは、復旧の目処が立っていない地域もあります。

 

今回の記事では、ハノイの台風11号ヤギの影響や、現在までの復旧状況をまとめました。現在ベトナム在住の人や、今後ハノイやハロン湾などを訪れる予定のある人は、ぜひ記事を読み進めてみてください。

 

 

ハノイの台風11号「ヤギ」の影響

 

 

 

 

ハノイには9月7日の夕方から夜にかけて台風11号ヤギが最接近しました。ハノイでは強い雨と強風が吹き荒れ、街での倒木は2万5,000本以上あったといわれています。

 

ハノイやハイフォン、ハイズオンなどベトナム北部の都市では至るところで洪水し、屋根や看板が吹き飛ばされる、街灯が折れるなどの被害が発生しました。停電したのは合計570万世帯で、台風が通過した9日時点でも約25%が復旧していなかったようです。

 

また、山間部のラオカイ省では地滑りが多発し、村落が丸ごと流される悲惨な被害も発生しました。今回の台風で合計250名以上が死亡し、80名以上が行方不明になっています。

 

 

台風11号「ヤギ」の被害からの復旧状況

 

 

 

 

現在ハノイ市内はおおよそ被害から復旧しています。台風が通過してからも雨が降り続き、しばらくは倒木やゴミが散らかっている様子が見受けられましたが、本日の時点ではほとんど片付けられています。

 

しかし、インフラ設備や工事業者が十分でない地域では復旧が遅れています。私は台風が通過してから2週間後の9月21日にハイフォンへ行きましたが、道の電柱が折れていて、屋根が飛んだままで営業を再開できていない工場が多くありました。

 

日本大使館は、ベトナムに進出している日系企業のうち169社が、停電で操業が止まった、場内が浸水したなどの影響を受けたことを報告しています。ベトナム北部が完全に復旧するまではまだ長い時間がかかりそうです。

 

 

ハノイに直撃した台風11号ヤギは、多くの人が経験したことのないほどの巨大な勢力で、ベトナム北部のさまざまな産業に多大な影響を与えました。台風が通過してから20日ほど経ちますが、一部ではまだ被害が色濃く残っています。

 

サパのあるラオカイや、ハイフォン、ハロンでは、まだ復旧が十分でないことがあります。ぜひ最新の情報を確認して、安全第一な旅行を心がけてください。

 

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