ベトナムで銀行口座を持てる？申し込み方法や具体的なメリットを解説

ベトナムで生活する上で、銀行口座は欠かせません。銀行口座は給与を受け取るためだけでなく、キャッシュレス決済に使ったり、定期預金を利用できるなど、多くのメリットがあります。

 

今回の記事では、ベトナムの銀行口座の申し込み方法や具体的なメリットを詳しく解説していきます。現在ベトナムで生活していたり、長期間住む予定のある予定の人は、ぜひ記事を確認してみてください。

 

なお、当記事は2024年11月末時点の情報を参照しています。今後銀行口座に関するルールが変わる可能性があるので注意してください。

 

 

ベトナムの銀行口座の申し込み方法

 

 

 

 

まず、外国人がベトナムで銀行口座を作るためには、1年以上の滞在資格が求められます。以前は観光ビザで口座開設できた時期もありましたが、現在はワークパーミットや配偶者ビザ、投資家ビザなど長期滞在できる許可が必要です。

 

各銀行によって若干異なりますが、具体的な申し込み方法については以下の通りです。

 

①パスポート、ビザ、住所証明、電話番号などを準備する

②銀行の窓口で手続きを行う

③口座開設手数料(10万ドン前後)を支払う

④ネットバンキングの申し込みを行う

⑤口座情報を受け取る

 

手続きは基本的にベトナム語で進めますが、VietcombankやTechcombankの支店では、英語に対応していることがあります。

 

銀行口座の手続きは早ければ即日、遅くても5営業日程度で完了します。

 

 

ベトナムの主な銀行

 

ベトナム在住の日本人で、利用者が多い銀行は以下の通りです。

 

・Vietcombank

・Techcombank

・BIDV

 

上記はいずれも支店やATMの数が多く、利便性が高いことが特徴です。まずは会社で指定されている銀行で申し込みをして、必要であれば複数の口座を作るといいでしょう。

 

 

ベトナムで銀行口座を持つメリット

 

 

 

 

ベトナムで銀行口座を持つメリットは、主に以下が挙げられます。

 

・キャッシュレス決済が利用できる

・銀行のカードにデビットカード機能が付帯する

・海外から送金を受け取れる

・定期預金を利用できる

・利用時にポイントを貯められる

 

ベトナムの銀行アプリには、店頭での機能が付帯します。QRコード決済は基本的に手数料無料で、友人間の送受金も簡単に行うことができます。

 

また、WiseやGoレミット(SBI新生銀行)など海外送金サービスの送金先として設定や、定期預金で5％前後の配当の受け取りも可能です。ただし、これらはビザの種類や本人のステータスによっては対象外となることがあるので、利用前に確認するようにしてください。

 

さらに、銀行によってはデビットカードに利用額に応じてポイントが貯められます。貯まったポイントは、店頭での決済や携帯電話の利用料金などに充当できます。

 

このように、ベトナムで銀行口座を作ることでさまざまなメリットがあります。1年以上の滞在資格があるがまだ銀行口座を持っていない人は、ぜひ窓口で申し込みをしてみてください。