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【ミャンマー大地震】ベトナムに対する影響や過去の事例を解説

2025年3月27日に、ミャンマー第2の都市マンダレーの近くを震源とする大地震が発生しました。この地震によって、ミャンマーや隣接する国のタイでは大きな被害が出ています。特にタイの首都バンコクで建設中の高層ビルが倒壊する様子は、さまざまなメディアで報じられており、すでにご存じの方も多いことでしょう。

 

ベトナムはミャンマーとは隣接していませんが、国内の一部で揺れを観測しています。大きな影響はなかったものの、ベトナムの建物は地震を想定していない造りになっているため、こうした地震があった場合には注意が必要です。

 

今回の記事では、ベトナム北部と南部のミャンマー大地震の影響と、ここ数年の間に国内で発生した事例を詳しく紹介していきます。

 

 

ベトナム北部への影響

 

 

 

 

地震発生時に、ベトナム北部のハノイでは軽微な揺れを観測しました。一部の高層マンションでは大きな揺れが5分程度続き、パニックで外に飛び出した人もいたようです。

 

しかし、南部に比べると限定的で、建物の崩壊や天井の崩落、道路のひび割れ、電波の不具合や停電など、直接の被害はほとんどありませんでした。電車や車も通常通り運行し、生活への大きな影響は報告されていません。

 

 

ベトナム南部への影響

 

 

 

 

ベトナム南部のホーチミン市やビンズオン省では、比較的大きな被害が出ました。オフィスが集中するホーチミン市1区では多くの人が揺れを感じて路上に逃げ、地震後には市内300戸余りのマンションで外壁や床のひび割れが確認されたようです。

 

幸いにもベトナムでは地震による死傷者は確認されていませんが、タイやミャンマーでの被害の情報は広く伝えられています。東南アジア地域で発生したこの地震は、今後ベトナムでも防災意識向上や、建物の安全性確認の重要性を再認識させる出来事となりました。

 

 

過去の地震の事例

 

ベトナムは地震が少ない国で、ここ数年間は大きな被害は発生していません。しかし、まったくゼロというわけではなく、ハノイ市やホーチミン市では年1〜2回の頻度で揺れを計測しています。

 

例えば、ハノイでは2021年5月に中国雲南省で発生した地震の余震、2024年3月にはハノイ市ミードゥック県を震源とするマグニチュード4の地震を計測しました。また、ベトナム北部のモクチャウ省や南部の高原地方のコントゥム省は比較的地震の多い地方であり、毎年数回の揺れを観測しています。

 

ベトナムでは、多くの建物は耐震設計になっていません。そのため、日本ではあまり気にしないような規模の地震でも、落下物や建物の倒壊に十分注意する必要があります。ベトナムでの地震のリスクは低いですが、揺れを感じたら速やかに安全な場所へ移動するようにしてください。

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