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ベトナムでは、バイクは身近な乗り物であり多くの人に利用されています。近年車は増えてきてるものの、依然として人々の移動手段はバイクが中心です。
ハノイやホーチミンへ観光に来た際に、行き交うバイクの数に圧倒された人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、外国人がベトナムでバイクを運転する際に知っておくべきことをまとめました。今後ベトナムでバイクを移動手段として使ったり、旅をしたいと考えている人はぜひ記事を確認してみてください。
ベトナムでのバイクの運転
ベトナムでのバイク運転について、免許やルールは以下の通りです。
電動バイク:16歳から、免許不要
原付(50cc未満):16歳から、免許不要
バイク(50cc以上):18歳から、免許は必要
電動バイクと原付は、16歳以上であれば誰でも乗ることができます。電動バイクは新車で約2,000万VND(約12万円)ほどで、多くは家庭用のコンセントで充電可能です。原付も電動バイクと同じくらいで購入できますが、市場に流通している量はあまり多くありません。
50cc以上のバイクは18歳から乗れますが、免許が必要です。新車の金額は車種にもよりますが、4,000万VND(約24万円)ほどから購入できます。
ハノイやホーチミン、ダナン、ニャチャンなどの観光地には多くのレンタルバイク店があります。125ccのバイクで1日15万〜30万VND(約900円〜1,800円)程度からレンタルして利用できます。免許のいらない原付は流通量が少ないため、レンタルバイク店は多くありません。
ベトナムの交通ルール
ベトナムは日本と異なり右側通行です。車は左ハンドルでバイクや歩行者は基本的に右側を走り、信号が赤でも右折できることがあります。
ベトナムの交通マナーは良いとはいえず、信号無視や逆走、スマートフォンを見ながらの運転、歩道の走行などの交通違反を頻繁に見かけます。街で歩道を歩いている時でも向かいからバイクが走ってきたり、突然飛び出てくることがあるので注意してください。
また、ベトナムでは毎年のようにバスの接触事故が発生します。ベトナムでは大きい車ほど運転が荒い傾向にあります。日本と同様に考えていると、思いがけず危険な状況に遭遇する可能性があることは覚えておきましょう。
ベトナムでは気軽にバイクをレンタルできます。バイクがあることで小回りよく移動できて、さまざまな観光地を回れますが、ベトナムならではのルールも存在するのできちんと理解した上で運転しましょう。
バイクは中古市場に多く流通しています。新車と比べて金額を抑えて購入できますが、中古は状態が悪いものも多くあります。乗ってみないとわからない部分も多いので、不安がある場合は高くても新車を購入するのがおすすめです。
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