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ラオカイは中国との国境沿いに位置し、観光地のサパから車で約1時間ほどの場所にある街です。観光名所は多くありませんが、国境の街として特有の文化や雰囲気を楽しむことができます。
今回の記事では、ハノイからラオカイとサパへの交通手段や、中国との国境を越える方法、おすすめのグルメを紹介していきます。
ハノイからラオカイとサパへの交通手段
ハノイからラオカイとサパへ行くためには、バスと電車を利用する方法があります。それぞれ、おおよその金額と所要時間は以下の通りです。
バス:25万〜60万ドン(約1,500円〜3,600円)、約5時間〜
電車:75万ドン〜(約4,500円〜)、約7時間45分
バスはSao ViệtやKing Express、Sapa Groups Busなどがラオカイとサパへ運行しています。安いチケットは25万ドン程度から販売されていますが、高速道路のインターチェンジごとに停車したり、座席が狭いなど条件が異なるので注意が必要です。
電車はバスより時間がかかることに加えて運賃が割高です。特別な事情がない限りはバスの利用をおすすめします。
ラオカイからサパへは路線バスが出ており、運賃は3万ドン〜(約180円〜)、約1時間で到着します。便数も多く簡単に行き来することができるでしょう。
中国との国境を越える方法
ラオカイから中国の河口へ、歩いて国境を越えることができます。
ラオカイの北側にある国境ゲートで出国審査を受けた後に橋を渡り、中国側の入国審査を受ける流れになります。中国に入ると中華料理や雑貨、漢方、スーパーなどさまざまなお店が並んでいます。
河口へ買い物へ訪れる人も多く、物価も非常に安いです。ただし、ベトナムのお金は使えず両替する必要があるので注意しましょう。
ラオカイでのおすすめのグルメ
ラオカイのおすすめグルメに、カウニャック(Khâu nhục)があります。カウニャックとは豚の角煮のような料理で、豚バラ肉を茹でた後に揚げ、白菜や高菜と一緒に蒸して魚醤で味付けして仕上げます。
カウニャックは柔らかくジューシーな豚バラ肉に、発酵した野菜の酸味と魚醤のコクが絶妙にマッチした一品です。濃厚ながらも優しい味わいでご飯との相性が抜群ですので、ラオカイに行った際にはぜひ試してみてください。
また、河口では、包子(パオズ)や肉串を提供する露店や、麺料理や本格的な中華料理を提供するレストランが豊富にあります。気軽に中国の雰囲気や中華料理を堪能できるので、ラオカイを訪れた際は河口まで足を伸ばしてみることをおすすめします。
ラオカイはサパや中国の河口へのアクセスが良いだけでなく、国境の街ならではの独自の文化やグルメを楽しめる場所です。ぜひ訪れて、その特有の雰囲気を体感してみてください。
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