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ベトナムには日本同様、様々な税があります。税率は日本と異なりますが、比較的税率の高い国であると言えます。税金の種類は事業者に課されるものも含めると多岐に渡りますが、今回は私たちが関わる可能性がある比較的身近な税率について、
・消費税
・所得税
・関税
の3つを紹介していきたいと思います。
・消費税
ベトナムの消費税の税率は10%です。消費税はVATと呼ばれ、私たちが購入するものやサービスに対して課されます。
日本のように表記が税抜き・税込みで親切に分けられていることはほとんどありません。特にお店のメニューでは税抜き・税込みどちらのパターンもありますので、不安な方は確認するのも良いですね。
・所得税
ベトナムでは、
◆居住者
→①183日以上滞在した者
→②一時滞在許可証(レジデンスカード)を所有している者
◆非居住者
→上記以外の者
によって所得税の税率が変わってきます。
居住者は所得によって税率が変わる累進課税制度、非居住者は一律20%の税率が課されます。
居住者の税率については、所得控除(11,000,000VND)を差し引いた額で、
0~500万VND・・・5%
500万VND~1,000万VND・・・10%
1000万VND~1,800万VND・・・15%
1,800万VND~3,200万VND・・・20%
3,200万VND~5,200万VND・・・25%
5,200万VND~8,000万VND・・・30%
8,000万VND~・・・35%
です。
日本が、
195万円以下・・・5%
195万円を超え 330万円以下・・・10%
330万円を超え 695万円以下・・・20%
695万円を超え 900万円以下・・・23%
900万円を超え 1,800万円以下・・・33%
1,800万円以上・・・40%
4,000万円以上・・・45%
ですので、単純に所得税の税率だけを比較すると
・低所得者に対してはベトナムの税率が高く、高所得者に対しては、日本の税率が高い
ということになります。
ベトナムでも、ここから社会保険料が引かれます。今回は税率の紹介ですので詳しくは触れませんが、ベトナムは社会保険料率(9.5%)で年金はありません。ですので、一般の日系会社社員の手取り的には、日本とさほど変わらないように感じます。
・関税
関税は物品が国境を通過する際に課される税です。輸出入を事業として行う会社が主な対象ではないか、と考える方もいるかもしれませんが、観光客にとっても例外ではありません。ベトナムに来る観光客でも該当する恐れがあるものは、
・タバコ・・・紙巻タバコ200本まで、刻みタバコ250g(→本数や重さを超えるものは持ち込み不可)
・アルコール・・・度数20%以上は1.5Lまで、20%以下は2Lまで、ビールは3Lまで(→超えるものは35%もしくは65%の税率が課される恐れあり)
・外貨5,000ドル以上
上記のものを持ち込む場合は、税関への申告が必要です。日本から国際郵便などでベトナムに送る際にも、同様に税率が課されます。
個人で使用する範囲であれば税関で咎められることは少ないですが、持ち込みの基準を超えていたり、持ち込み禁止のものが発覚した場合は、高い税金や罰金を支払い、没収されることもありますので注意しましょう。
以上、今回はベトナムの税率について紹介してきました。税率は年単位で微妙に変わるので、基準すれすれの物品を持ち込み場合には、念の為確認しておくと良いです。昨今では、Viet-joやPosteなどの日本語でのベトナムニュースサイトも充実しているので、簡単に調べることができますよ。
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