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ベトナムの物価は毎年上昇しています。物価上昇率を示すインフレ率は2020年に3.22%、2021年は1.87%を記録しました。日本の物価上昇率(消費物価指数)は2020年は0.0%、2021年は-0.2%と、ベトナムと日本では大きく状況が異なります。
この物価上昇率ですが、実際にベトナムに住む人からすると「え、これしか上がっていないの!?」というのが正直な感想ではないでしょうか。ベトナムでは物価上昇率以上に価格が上がっているように感じます。
今回の記事では、ベトナム生活での物価事情をまとめていきます。
ベトナムの物価
私のベトナム滞在歴は2年半ほどですが、その間でも物価の上昇を肌で感じています。例えば、ベトナム全土で愛飲されているビールTiger Beerは、2年前は13,000VND(75円)くらいで買えましたが、現在は16,000VND(95円)くらいします。元が安いので大して値上がりしていないように感じますが、20%以上上がっているので、割合としてはかなり大きいです。
そして、最近ではガソリンも値上がりしています。現在ベトナムのガソリン価格は「1L = 194円」で、これは過去最高価格ともいわれています。2020年の11月頃には「1L = 85円」だったことを考えると2倍以上です。
ガソリン代が大幅に値上がったため、Grabやbeなど配車アプリの運転手も減るという事態に陥っています。以前はハノイの市街地であれば簡単に見つけられた運転手も、今は探すのに苦労することが多々あります。
さらに、値上げをしているのは家賃も同じです。往来が復活したことによって不動産相場全体が回復し、更新時に家賃の大幅な値上げを求められたケースも出てきていると聞いています。ベトナムではいつまでも同じ家賃で家を借りられる、という訳ではありません。
円安について
2022年は円安が大幅に進んでいます。現在は世界各国の通貨に対して日本円だけが一人負けしている状況です。
ベトナムドンと円のレートは2021年6月には「1円 = 210VND」でしたが、2022年6月30日現在は「1円 = 172VND」となっています。1年前は1円払ったら210VNDもらえていたところ、今では172VNDしかもらえない、ということです。
特に、ベトナムで円ベースで収入をもらっている人は、物価上昇と円安によってダブルパンチをくらっています。円安は観光にも影響が出るので、2022年後半は円高に動くことを願っています。
今回の記事では、ベトナムの物価事情について解説してきました。
ベトナムは経済成長を続けている国であり、物価も年々上昇しています。物価上昇は私たちにとって嬉しいことではないですが、同時に国が発展していることでもあります。渡航が自由になった今、ぜひベトナムへお越しになって、成長の勢いを感じてみてください!
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