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ベトナムはコロナ対策が優秀な国として知られています。4月26日現在、累計の新型コロナ感染者は2843人です。世界各国で日々数万人単位の感染者が出ている中で、この数字は非常に優秀な数字と言えます。
しかし、そんなベトナムでも、2021年1月28日に市中感染が発覚し、ベトナム北部のハイズオン省を中心に多くの方が移動を制限され、経済活動に影響が出るような大きな騒ぎになりました。2月16日からハイズオン省はロックダウンされ、ハイズオンからハノイに戻れない人、仕事に行けない人、中には職場から出られなくなった人もいたようです。
その後、3月3日に全面的にロックダウンは解除され、4月に入ってからは市中感染も0人となりました。今ではほぼ普段通りの生活が戻ってきています。
今回の記事では、
・ベトナムでの市中感染発覚から終息に向かうまで
・現在のベトナムの様子
の2つについて詳しく紹介していきたいと思います。
ベトナムでの市中感染発覚から終息に向かうまで
2021年1月26日にベトナムから日本へ渡った方が、新型コロナウィルスの変異株に感染していた事が判明し、その方の周囲にいた方を調べたところ、複数の市中感染者が発見されました。それが1月28日であり、ベトナムでは完全に封じ込めていたと人々が信じていた中で、驚きのニュースとして国中を駆け回りました。ちょうどテトの長期休暇前であり、多くの方が旅行や帰省をキャンセルするなど、自粛行動を強いられることになりました。
2月上旬には、ベトナム国内で日本人の方2名が新型コロナウイルスに感染したことが判明しました。日本の飲食店にも行っていたことから、多くの方が濃厚接触者に該当し、隔離施設での隔離や外出自粛を行いました。この記事を書いている私も、感染者の濃厚接触者の接触者(ベトナムでは”F2”という)であったため、2月いっぱい自宅から出ない生活を送っています。
(※誠に残念ながら感染者の日本人2名のうち、1名は亡くなられています。ご冥福をお祈りいたします)
その後、感染者がもっとも多かったハイズオン省では、生活必需品の購入や緊急の場合以外は外出自粛という、もっとも厳しいロックダウン措置が行われています。2月16日から施行され、すべてのロックダウンが解除される3月3日まで、人の往来や経済活動が強く制限されました。
ロックダウン解除後は、まだ市中感染がハイズオン省内で数人程度出ていたものの、3月中旬には沈静化に成功。しかし、3月26日にカンボジアからベトナムのフーコック島に渡った密入国者が、新型コロナに感染していたことが判明しました。飛行機でハノイやホーチミンに移動していたことから、一時緊張が走りましたが、感染拡大は確認されず大事には至りませんでした。
現在のベトナムの様子
※3月末のノイバイ空港の様子
ロックダウンなどの厳しい措置が効果を発揮したこともあり、4月26日現在、ベトナムでは外出時にマスク着用を行うこと以外は、至って普通の生活を送る事が出来ています。
現在は市や省を跨ぐ移動や飛行機の乗車に関しても、大きな規制はありません。(飛行機に乗る場合は、https://tokhaiyte.vn/にて健康申告は義務付けられています。)
4月下旬に入り隣国のタイやラオスでは感染者が増加し首都のロックダウンが行われる中で、ベトナムはまったくの無風と言ってもいい状態です。
ベトナム入国時のPCR検査や2週間の隔離生活などの水際対策も完璧にできており、市中感染が出ていない中で、人々の警戒心も少しずつ薄れつつあります。ですが、1月末の感染源がまだ特定されてなく、隣国との国境からの密入国者も増えているなど、懸念される点もまだまだあります。
最近ではワクチンのことが少しずつ話題になり始めました。5月26日よりシンガポールと香港の間で隔離なしで往来を再開するといった明るい話も出てきています。ベトナムと日本の往来が再開するのはまだ先になりそうですが、新型コロナに対するワクチンが効果を発揮し、往来の自由を実現してくれる事を祈っています。
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