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ベトナムでは2020年11月末のホーチミン市での感染を最後に、新型コロナの市中感染者は出ていませんでした。ホーチミン市での市中感染発覚時にも、ベトナム政府の迅速かつ厳粛な対応により、感染が拡大することはありませんでした。
しかし、2021年1月28日にベトナム北部のハイズオン省とクアンニン省で市中感染が発覚し、2月14日現在まで600人弱の新規感染者が報告されています。今回の新型コロナ感染者の多くが患っているのは英国型と呼ばれ、通常よりも感染力が強い型と言われています。これにより、テト(旧正月)期間の行動に大きく影響が出ることとなってしまいました。
今回の記事では、
・現在のベトナム国内の状況
・テト(旧正月)への影響
・今後の予想
3つに分け、ベトナムにおける新型コロナの動向を紹介していきます。
・現在のベトナム国内の状況
本日は2021年2月14日でテトの真っ只中ですが、各地域で新型コロナに対する対策が講じられています。代表的な所では、
・ダナン市
→感染地域(ハノイやハイズオン省など)からの移動者は、14日間の隔離対象。隔離後も行動制限あり(公式通知)
・フエ市
→感染地域からの移動者は、14日間の隔離対象(公式な通知は出ていないので、独自の対策と考えられる)
・ハイフォン市
→感染地域(ハノイ市やハイズオン省など)からの入域の際は、医療申告と出入りする理由と移動歴を申告する(公式通知)
といった場所があげられます。
ハノイ市でも、マスクの着用を義務化し大人数の控えるなどの通達を出しておりました。ですが、先日ハノイの旧市街を訪問した所、
◆普段は歩行者天国になる道ですが、解放されていません
多くの人が訪れており、一部マスクを着けていない人も見かけました。テトというお祝いムードもあってか、第1波・第2波に比べて警戒意識が低くなっているように思えました。まだ若干数ではありますが、市中感染者が出ておりますので、このまま拡大せずに第4波が落ち着くことを祈るばかりです。
・テト(旧正月)への影響
今回の新型コロナ第4波の影響により、多くの人が帰省できない事態となってしまいました。例年であれば、9割以上のベトナム人は実家に帰省していましたが、隔離規制地域に該当する人は帰省できずに、普段の生活拠点があるエリアで過ごしています。
現地に住む日本人にも大きな影響が出ています。テト期間は日本への帰国に充てる人が多いですが、今回のコロナ渦であきらめざるをえませんでした。これに関しては前々から予想はできていましたが、代わりの国内旅行を計画していた人も、空港での感染リスクや旅先での感染者発覚によりハノイへ戻れないことを危惧して、直前でキャンセルした人も多くいました。
大半の日本人は、テト期間はハノイ市内からは出ずに、休み中も営業している日本食店やゴルフ場、もしくは自宅で静かに過ごしているようです。
・今後の予想
今回の新型コロナ第4波では、感染者が出たエリアに関して、今まで通りマンションの閉鎖や行動制限などが行われましたが、感染地域からの入域者の隔離のような強い規制を行った市は、ダナン市やフエ市に限定されていました。テトでの帰省を懸念してかはわかりませんが、第1波発生時(2020年3月下旬)の市を跨いでの移動を禁止した時と比較すると、若干緩い制限になった印象です。
まだ市中感染者は若干数出ているので、予断は許さない状況です。ベトナム政府の迅速な対応により爆発的な増加は抑えられておりますが、テト後に各都市で新たな規制の発表があるとも予想されています。
私たち自身もマスク着用し不要不急の外出を控えるなど、できる限りのことをして対応していくべきですね。
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