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2020年は新型コロナの影響により、どの国の経済も非常に厳しい結果となりました。GDP成長率は日本が-4.6%、アメリカは-3.5%など、他も多くの国の経済が落ち込む結果となっています。現在は渡航が制限されており、観光業が影響を受けたのはもちろんですが、運送業や外食、娯楽産業にも影響が出ているようですね。
ベトナムも例に漏れず、新型コロナの影響を受けた国ですが、2020年のGDP成長率はプラス成長を維持しています。観光業の大きな落ち込みがあったものの他の産業がそれを補い、2020年に成長を記録した数少ない国の内の一つとなりました。
今回は、2020年のベトナム経済と2021年のベトナム経済について、現地に住むものとしての肌感覚を踏まえて、詳しく紹介していきたいと思います。
2020年のベトナム経済
参考資料: https://www.viet-jo.com/news/column/210106163225.html
2020年、ベトナム経済のGDP成長率は+2.9%を記録しました。2019年はGDP成長率+7.02%を記録したように、成長幅は縮小しましたが、しっかりとプラス成長をしています。
産業別で見ると、飲食・宿泊業の落ち込みが大きいです。2020年4月~6月はトナム国内でもっとも強い社会的隔離措置があった期間であり、前年同月比で-28.6%を記録しています。観光業で働く60%の人が失業したとの情報もあります。外国人観光客のみならず国内の観光客も大幅に減少し、影響をもろに受けたようです。
観光業については、個人的には数字以上にダメージがあるように感じますが、国内観光者へのサービスを充実させることによって、なんとかこの数字に留めているのだと思います。
一方、製造や建設、小売業は堅調に推移しました。2019年のような成長率はありませんが、四半期単位ではプラス成長を記録しています。新型コロナの中であっても投資が行われ、ベトナム国内の消費意欲は依然として高い、ということがうかがえます。
また、車の販売台数についてもプラスに転じています。車は景気の良し悪しを図る指標になるとも言われます。2020年1~9月は苦戦していたものの、10月には前年同月比15%アップとなりました。
全体して2020年のベトナム経済は、観光業以外は伸び率が小さいながらも堅調に推移した形です。デリバリーや、巣ごもり需要による電化製品の製造など、時流に沿ったビジネスを展開している業種が、特に売り上げを伸ばしている印象です。
2021年のベトナム経済
2021年のベトナム経済のGDP成長率は6.8%と予想されています。1月にはベトナム北部地域を中心とした第3波の新型コロナ市中感染があり、計画に影響を与えたものの四半期(1~3月)の成長率は4.5%でした。入国規制により、依然として観光業には厳しい状況が続いていますが、製造業の伸び率は9.5%を記録しており、全体として底上げができているようです。
今後新型コロナによる規制が徐々に解除され、海外からの投資が盛んになった際には、さらなる伸びが期待できることでしょう。
以上、今回は2020年と2021年のベトナム経済について解説してきました。全体として成長しているベトナム経済ですが、個人的には業界・会社によって2極化していると感じます。新型コロナの影響はあまりないとされている業界であっても従業員を解雇している会社、逆に観光業であっても売上を維持できている会社など、状況はそれぞれです。
現在は第4波の新型コロナ市中感染により、ホーチミンでは厳しい社会隔離措置が行われていますが、少しずつ感染者は減少傾向です。ベトナムの国境が解放されるのは世界的にも後になると思いますが、ワクチンによって1日でも早く往来が自由になる日を願っています。
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