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2021年の11月、ベトナムで初となる都市鉄道がハノイで開通しました。当初は2015年に開通を予定していましたが、最終的に約6年遅れで竣工を迎えることができました。
ベトナムにはもともと「ベトナム国有鉄道」という、ハノイ市とホーチミン市を結ぶ電車しかありませんでした。今回初めて市内を走る電車の運行が始まったことで、ベトナム中の注目が集まっています。
この記事では、ハノイ都市鉄道の概要やどのような路線なのか、観光に利用することができるのかなど、詳しく解説していきます。
ハノイ都市鉄道の路線図
※Google mapより引用
現在、ハノイ都市鉄道の区間は「Cat Linh Station(カットリン駅)」から「Yên nghĩa(イェンギア駅)」までです。始発のCat Linh Station(カットリン駅)はドンダー区にあり、Sakuraホテル日本大使館店から約2kmほどの場所にあります。
終点のYên nghĩa(イェンギア駅)はハドン区に位置しています。ハドン区にはイオンがありますが電車は近くを通らないので、この辺りの駅は日本人が利用する機会が少ないかもしれません。
電車は何分おきに運行している?切符はいくら?
※行きたい駅を押すだけで切符を購入できます
※切符をタッチすると改札を通れます
電車のダイヤや、始発終電の時間は下記の通りです。
・最初の6ヶ月間(2022年5月頃まで):午前5時30分~午後10時まで10~15分おきに運行
・次の6ヶ月間(2022年6月〜2022年11月頃まで):午前5時30分~午後10時30分まで6~10分おきに運行
比較的多く出ているので、あまり時刻を気にすることなく乗ることができます。
切符は初乗りで7,000VND(35円)、始発から終点まで行っても15,000VND(75円)です。ハノイはGrabなどの移動手段も安いですが、それをさらに下回る安さです。ベトナムの交通はバイクがメインですが、今後電車を利用する人が増えてくるかもしれませんね。
ハノイ都市鉄道は観光に使える?
※駅構内と電車
残念ながら、ハノイ都市鉄道の駅の周りには目立った観光地はありません。観光地が多く集まるタイ湖や旧市街から駅までは距離があるので、市内観光には向かないと言えるでしょう。
駅の近くには比較的大学が多く点在しているので、しばらくは学生や近くに住むベトナム人向けの電車になると予想しています。
他の路線の工事も進んでおり、2022年12月には旧市街のあるHoàn Kiếm(ホアンキエム)区から、ビジネス街のCầu Giấy(カウザイ区)までの開通も予定されています。こちらの路線は観光客の利用頻度が高くなるはずです。
今回の記事では昨年11月に開通したハノイ都市鉄道を解説してきました。
私は2022年の年明けに初めて乗りましたが、物珍しさから電車内や駅で写真を撮るベトナム人を多く見かけました。今はとりあえず一度乗ってみたいという動機で乗っている人が多いように感じますが、今後別の路線も開通することで、より市内の交通に役立っていくことでしょう。
他の路線も予定通り開通して、2022年は多くの観光客がベトナムへ来ることを楽しみにしています。
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